防災管理者の皆様へ
消防設備点検というものはいざという時に100%機能するように保つには質の高い点検が必要です。
現在この業界において低価格での消防設備点検が横行しております。中には企業努力で頑張っているところもあります。
しかしながらそれを見抜く事は大変だと思います
頑張っているところを少しでも見抜けるよう記載しましたので業者選定の参考にしてください。
まず、消防設備点検というものは実際に作業おこなったかどうかという証拠が残らない為、手抜き点検が横行する理由になっています。
しかし不適正な点検が行われていても罰せられるのは、防火対象物の関係者となり建物の防火安全を守るのはあなたの責任となるのです。
例えば、感知器の間引き点検されており、間引き箇所の感知器が作動せず火事にきづくのが遅れたら・・・・など考えてみてください。
価格だけで業者を選んでしまった場合
粗悪な点検業者の低価格には低価格なりの理由があるという事を必ず頭に入れておいてください。
では、どうして見抜けばよいか?かならず立ち会って下さい。
管理権限者及び防火管理者の皆様も消防設備の仕組みや機能をある程度理解しておく事が必要だと思います。
例えば良い業者の選定基準として、法にもとづいた点検を実施している事、とか見積や内容をよく説明してくれる事、また、どこどこの会員や点検済みラベルなどで判断することもありますが、お客様自身が消防設備についてある程度理解しておかないと、立会あった際に説明をうけても見抜けないのが現状で業者の言いなりになっているケースが多いのです。
機器が不良と言われ、鵜呑みにしていませんか?機器が不作動と言われれば、実際に作動させてもらい不作動を確認してください。
怪しいなと思ったら他の業者にみてもらい見積してもらいましょう。
要するに、管理権限者及び防火管理者の皆様の知識が向上すれば、粗悪な点検業者は煙たがる事間違いありません。
また立ち会う時に仕組みや操作方法を教えてもらうことで火災の際に消防設備を操作し火を消したり避難誘導させる事ができると思います。管理者様の防火・防災意識が高まる事で火事発生を抑える事につながると信じています。
せっかく消防設備がついていても使えなければ意味がありませんし、火災の際には点検業者はいないのです。
消防設備を使うのはそこのあなたなのです。
九州消火器材株式会社は長崎県佐世保市においておかげ様で昭和32年の創業以来60年、会社から個人の方まで、広くご愛顧いただいております。
他県の方でもまずはご相談を。
当社では、点検用の消火ガスを同業者様へ充填していることもあり、幅広いネットワークがございます。
現在、福岡、熊本、鹿児島まで信頼のおけるパートナー様とメンテナンスを行っております。
FAQ
- Q設備点検って、必ずやらないといけないの?
- A消防法で義務付けられています
- Q点検シールってなに?
- A高い信頼と技術を保証します!点検済表示登録会員
- 点検実施者の責任が明確になり、適正な点検が期待できる
- 点検日、点検の内容がわかる
- 次回の点検時期がわかり、維持管理の徹底が図られる
- 安全のシンボルマークとして、建物利用者に安心感を与える
- 点検報告や立入検査などの行政事務の一部の簡素化につながる
- Q古い消火器・使用済みの消火器を廃棄・リサイクルするにはどうしたら良いの?
- Aリサイクルシステム取扱い窓口へご連絡ください
防火対象物(建物)の関係者(所有者・管理者・占有者)は、消防用設備等を定期的に点検し、その結果を消防長又は消防署長に報告することが義務づけられています。
点検結果の報告をせず、又は虚偽の報告をした者は、点検報告義務違反として30万円以下の罰金又は拘留、その法人に対しても30万円以下の罰金という罰則があります。
また、消防法違反が原因で火災が起き死傷者が出た場合は、最高1億円(法人の場合)の罰金を科せられます。
九州消火器材株式会社は長崎県消防設備協会の登録会員として認定されています。
点検済票(シール)は、消防用設備等点検済表示管理委員会の厳格な資格審査によって一定の条件を満たしていると認められた優良事業所に公布されるものです。
このシールの使用を認められた業者は、消防設備士・消防設備点検資格者等の国家資格を所持し、常に最新の知識と技術を身に付けており、「安心して消防用設備の点検を任せられる」ということの証でもあります。
点検済表示にはメリットがあります!
広域認定制度により古くなった消火器などはクリーンセンターなどに持っていっても引き取ってくれません。
期限切れ・ 使用済みの消火器は消火器取扱い窓口会社が引き取り、メーカーでリサイクルを行っております。
九州消火器材株式会社は、一般社団法人日本消火器工業会から廃消火器の収集運搬/保管を委託された事業者で、排出者からの廃消火器を廃棄物として引き取ることができる窓口になっております。
古い消火器や使用済みの消火器の処分にお困りでしたら、特定窓口である九州消火器材株式会社へお問い合わせください。
[参考サイト]消火器リサイクル推進センター